ichijyoin0805のblog

2008年09月

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今日は朝から新しい仲間がやってきました。
写真の1才の鯉たちです。全部で15匹で、お寺の大きな鯉たちと一緒に泳いでいます。

先日、鯉の産卵のことを書きましたが、その子鯉の生き残りの半数(10匹)が、鳥か猫かイタチにやられてしまいました。そのやられた直後に鯉を飼っておられる檀家さんが、たまたまお見えになって、そういうことならうちの鯉をわけてあげましょうということで、今回の運びとなりました。

あらかじめ、うちで生まれてタライで飼っている子鯉の中で、大きいものを2匹、池の中に入れてみて、数日無事であることを確認しておりましたので、放流も安心して行えました。

来たばかりの頃は、みんなかたまって泳いでいましたが、夕方になると、自由奔放に泳ぎ廻っていました。

これからは、参詣者の皆様の目を楽しませてくれることと思います。元気で育って欲しいものですね。

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 明治30年(1897)旧歴5月26日朝6時半頃、温泉(雲仙)「釈迦堂」は、護摩堂の裏から出火し、堂宇(護摩堂、釈迦堂、聖天堂)並びに諸仏一体も残らず悉く焼失した。
 爾来、時の住職・檀徒を中心に島原半島内外の有志より浄財を募り、明治43年(1910)釈迦大仏建立に着手。大正3年(1914)、現在の大仏完成。大正6年(1917)開眼に至った。尚、現在の雲仙山満明寺の大仏の背面に建立及び、大仏解体による金箔総塗り替え時の関係者の名前が記されている。
 もうすでにお亡くなりになった一乗院の総代長老によると釈迦大仏は、京都より海路で運ばれ南串山京泊港に寄港し、檀信徒の出迎え並びに御詠歌隊の奉詠を受け、小浜町北村の港より登山されたとのことである。
 この釈迦大仏は現在も、昭和55年(1980)一乗院より独立した雲仙山満明寺にて大切に祀られている。その当時の温泉(雲仙)釈迦堂は、現在の満明寺前駐車場付近にあり、一間程の高台に建っていた。平成13年(2001)温泉山開山壱千三百年記念事業の一環として、かつての一乗院釈迦堂跡地に「史跡 温泉山一乗院」記念碑を建立し、簡単な歴史を紹介している。
 一乗院ゆかりの地である雲仙において、後世に歴史を伝える礎となれば幸いである。

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今日は秋季彼岸法要でした。今年も朝5時30分ぐらいから信者さんが来て下さり、御斎の準備をして下さいました。毎年のことながら感謝・感謝です。献立はちらし寿司とオカラ、おみそ汁、生豆腐、漬物等です。

弁当屋さんからお弁当を取ってご参詣の方にお配りすればとの意見もありますが、出来る限り、現在の形にこだわりたいと思っております。それは、お弁当方式だと、一件の家から一人しか参詣できないような雰囲気になるのではとの思いがありまして、お寺としては、一件の家からご家族でお参りに来ていただいても対応出来るようにしておきたいのです。

特に、子供さんにお参りに来て欲しいですね。小さい時にお寺に連れられてきた想い出が、後の先祖供養につながり、一家の存続の助けとなるはずです。ですから数年前より綿菓子機を購入して、お参りに来てくれた子供たちにお配りしています。最初は綿菓子欲しさにでもいいと思います。うちの檀家さんのお宅で子供さんのいるご家庭は、ぜひ子供さんも連れてお参りに来て下さい。

それから、法要では御詠歌隊の皆さんも無くてはならない存在です。数十年前より御詠歌を歌う方々が、法要の度に御詠歌を奉詠して下さるので、ひとつの法要の華となっております。私も2年程前より御詠歌を習っておりますが、一乗院の御詠歌隊に一人でも多くの方が参加して下さることも願っております。

今年もあいにくの雨模様にも関わらず、たくさんのお参りがありました。足下の悪い中、お参り下さいまして有難うございました。

お彼岸が近づいてきました。

今年の秋季彼岸法要は、本山から住職が帰ってくる関係で、中日(23日)ではなく21日の日曜日に行うこととなりました。檀家さんの皆様、お間違えのないようお願い致します。

今回は、私、副住職が法話を担当することとなり、何をお話ししようかと考えている最中です。あるお宅に月参りにお伺いしましたところ、近くの檀家さんたちが、私が何を話すのか楽しみだと仰っていたらしく、早くもプレッシャーがかかり始めております。

最近は、お寺の法要に参詣される方のお参りの仕方に変化が見られます。私がお寺に帰ってきた十数年前は、法話の時間まで本堂がご参詣の方でいっぱいでした。しかしながら、最近はといいますと、お寺までは足を運ばれても、ご自分のお宅の位牌堂だけお参りしてお帰りになる方や、法要まで参加して法話の前にお帰りになる方が増えてきて、何とも淋しい限りです。

毎日がそれだけ忙しくなってきたと言うことでしょうが、子供たちにお寺や仏壇をお参りしている姿を見せることも、大事な大人の役目だと思います。

今年も綿菓子器を準備して、子供さんにお配り致しますので、ご家族おそろいでお参り下さいますようお願い申し上げます。

今日も暑い一日ですね。暑さ、寒さも彼岸まで。もう少しの辛抱だ!と思いながら毎日過ごしています。

やっとのことで、お寺の仏器が磨き終わりました。
一乗院では年に4回、日本磨料工業株式会社の製品、「ピカール」で仏器をぴっかぴかに磨きます。家の仏壇の仏器などで使用している方もいらっしゃると思います。この仕事、とにかく力作業、終わった後は腕、肩がじんじんしています。聖天堂、護摩堂、位牌堂、本堂・・・丸四日かかりました。
でもこのピカールのおかげで黄色く変色していた仏器もぴかぴかに輝き、身も心も清められたと思うぐらい、気持ちよく拝むことができます。

先月行いました一日修行体験でも、小学生の参加者には仏器磨きをしてもらいます。頑張れば頑張っただけ結果が出るので、みんな喜んで磨いてくれます。

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