ichijyoin0805のblog

2008年12月

年末も押し迫って参りました。うちのお寺も何かと気ぜわしい日々を送っております。

今日は、5才の長男と3才の二男がお正月の歌を歌っていました。
次男坊は「もういくつ寝るとお正月! お正月にはタコ食べて・・・」

そうです。うちの子供たちは凧を知らないのです。保育園で歌は教えてもらっているのでしょうが、特に二男は今までお正月にはタコを食べるものだと思っていたようです。

来年は、凧でも上げてやろうかと思います。
実際、今どきうちみたいな田舎でも、凧上げの風景はめったに見なくなりました。日本の伝統的文化の継承のためにも、お正月には凧上げて、コマを回して遊ばないといけないと思いますね。

今年も1月の初護摩以来、毎月、月並み護摩供法要を厳修致してまいりましたが、12月は今年最後の護摩供養、納め護摩・納め大師の法要を行いたく存じます。

毎月の護摩供にご参詣出来ない方も、納め護摩法要は午後1時からとなっておりますのでどうぞご参詣下さいますようご案内申し上げます。

当日はふろふき大根の接待があります。護摩の炎とあたたかい大根で心身共にあたたまりましょう。

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一乗院には古くから伝わる河童の手があります。

一乗院の第八世赤峰法印がいたずら河童を退治した時にもぎ取った手だと伝えられておりますが、詳しくは

http://ichijyoin.com/

をどうぞ!

最近は、テレビ等にも取り上げられ、各地より見学者があったり、問い合せの電話があったりしてまいりました。

それに伴いまして、「何か記念のお土産はないのですか?」と言われる方も増えてきました。この度、そういうご要望にお応えすべく、新たに一乗院オリジナルの「河童のちから守」を作成致しました。

いたずらに使っていた河童の神通力を良いことに使うようにとの願いが込められております。

ご希望の方は当山一乗院までご連絡下さい!

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急に冷え込んで、お寺のいちょうの木も紅葉が一気に進み、今年の紅葉が楽しめるのもあと僅かの時間となりました。
お寺では、毎年このいちょうの木の葉が全部落ちたら冬本番となるような気がします。

このいちょうの木は、今年二十三回忌を迎えた先代住職が元気な頃、少なくとも二百年以上は立っていると話しておりましたので、もう250年ぐらいはこの場所にあるのでしょう。最近は20年に一回ぐらい、枝打ちをしていただいており、前回の枝打ちから5年が経過しております。

枝打ちする前は、秋になりますと銀杏の実がたくさん出来て、銀杏拾いが忙しかったのですが、まだ今のところは銀杏もあまり多くはないようです。

年配の檀家さんから、子供の頃よくお寺の銀杏を拾いに来たというお話しを聞いたことがありますし、最近も、「銀杏は生りよるね?」と聞かれることがあります。

200年以上もお寺の入り口にずっと立っているこの木は何も話してはくれませんが、その存在自体が代々の一乗院関係者の心の中に息づいているのでしょう。

この木が銀杏の実でいっぱいになるのは何年後か楽しみです。

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昨日は御影供法要でした。
風は少々冷たかったですが、天気も回復してくれました。年に一回しか出さない御影にも皆さんお参りして下さいました。
当番地区の皆さんも、朝早くから御斎の準備、そしてお給仕、お掃除と頑張って下さいました。
御詠歌隊の皆さんも、練習の成果を見せて下さいました。
何はともあれ無事に法要が出来ましたことを、お大師さまや、皆様に感謝致しております。

有難うございました。

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