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2011年02月

一昨日、昨日と全青連結集大覚寺大会で京都へ行って来ました。『全青連』とは全真言宗青年連盟のことで、真言宗系の各派青年会15団体が加盟している組織です。

その全青連主催による結集という名の全国集会が年に一度、開催され、今年は大覚寺派の担当で京都にて開催されました。今年も真言宗の青年教師が三百名余り集まり、ある種の同窓会的な雰囲気を味わって参りました。

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この写真、誰だか分かりますか? なんと今をときめく脳科学者、茂木健一郎先生です。そうです。今回の講師の先生は、写真の茂木健一郎先生と、哲学者 梅原猛先生でした。

お二方とも超ビッグネームで、大変内容の濃いご講演で、最終的には真言宗の教学が、これからの社会のために役立ちうる可能性を十分持っていることを実感させていただきました。

二日目は大覚寺参拝で、参加者全員で般若心経の写経をして、その写経を献華式・写経奉納法会にて大覚寺さんへ奉納させていただきました。

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大覚寺さんも、一乗院の本山であります仁和寺同様、門跡寺院で勅使門があります。

境内も整備されていて、一番驚いたのが、境内に一度上がってしまうと、ほとんどの場所にスリッパで移動が出来てしまうのです。

一番奥にあります大沢の池までもこのとおり、スリッパで行けてしまいます。

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大沢の池は、日本最古の庭池だそうで、この地を見ながら、お大師様と嵯峨天皇はいろんな話をされていたことでしょう。

今回の京都はかなり寒くて風邪をひいてしまいましたが、内容の濃い有意義な遠征となりました。

去る2月3日、節分の日、毎年恒例の「星まつり」を行いました。星まつりとは、季節の上での大晦日にあたる立春の前日、節分に、各人の来年の星を供養して、一年を無事に過ごしましょうといったお祭りです。

日本におけるその起源は、弘法大師が唐より招来された『宿曜経』がもとになっております。

二月にはいって少し暖かくなったおかげで、今年もたくさんご参詣して下さいました。

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年男、年女の方には豆まきをしていただきます。豆まきの後は、善哉のお接待です。

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そして、善哉をいただきながら、皆さんお待ちかねの福引きです。

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最後に当たった方は、長崎市からご参詣の妊婦さんでした。来年は子供さんとご一緒に来て下さいね!


下の写真はお正月にいただいていた生け花の梅です。例年は、節分には満開となりますが、今年は寒波のためか、咲き始めたばかりです。

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また、昨日は、所用で隣町の加津佐町まで出かけて来ました。
今回の星まつりに申込みされた方で、現在千葉県在住で、加津佐町出身の方が故郷が懐かしいと手紙を下さっておりました。

そこで、写真を一枚撮ってきましたので、このブログに掲載したいと思います。

全国の加津佐出身の皆様、2月4日の午後2時の権田から眺めた加津佐です。

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