ichijyoin0805のblog

2012年09月

去る9月22日(秋分の日)、毎年恒例の秋季彼岸法要を厳修致しました。

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当日は、あいにくの雨にもかかわらず、沢山のお参りがありました。お参りに来てくれた子供達に綿菓子の御接待をやるようになって、子供さんのご参詣も少しづつですが増えてきました。

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御詠歌の皆さんも頑張って日頃の練習の成果を見せて下さいました。

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父が晋山した時には90人ぐらいの方が御詠歌をお唱えしたと聞き及んでおりますが、今では20人ぐらいでしょうか。何とか一乗院の御詠歌の伝統が続いていくことを願っております。

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この度の布教師さんは、佐賀県白石町、玉泉坊住職 真言宗御室派本山布教師 稲佐英明僧正でした。

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長年中学校の教諭を勤められ、生徒指導等にも活躍されてこられた僧正は、独特の視点から、興味深いお話をして下さいました。

ご参詣の皆様は、菩提の種を蒔いていただいて、ご自宅にお帰りになったことと思いますので、その種が発芽し実りをもたらすように清らかな日々を送られることをご祈念致しております。

尚、今回の写真は、一乗院の檀徒であられる井上克幸さんに撮っていただきました。うちのコンパクトカメラで嫁が撮った写真とは全然違いますね。

実は、少し良い写真を撮りたくて、デジカメを購入し、昨日届きました。一眼レフではありませんが、今までのカメラよりは明るい写真が撮れるのではと期待しております。

そのうち、その新しいカメラで写した写真もアップでしたいと思います。

今日、夕方、KBCテレビから連絡があって、以前、うちのお寺にあります河童の手が紹介された「ドォーモ」が再放送されます。との連絡がありました。

前回ご覧になってない方は観てみて下さい。

あまりにも突然の来院で、私も少々問題発言もありましたが、お寺を紹介して下さるということで、有り難い限りです。

昨日9月7日、大分県別府市ビーコンプラザフィルハーモニーアホールにて、弘法大師空海・高野山開創秘話 伝道劇「高野への道」が開催されました。

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これは、平成27年に開催されます高野山開創1200年記念大法会のお待ち受けとして高野山真言宗大分支所主催で執り行われました。

今回の公演は、大分支所の僧侶方はもちろんのこと、劇団「前進座」、うちのお彼岸でもお世話になった高野山本山布教師で落語家の「吉田宥禪僧正」、「九州修験の会」、「高野山宗教舞踊九州支所」、そして私も所属させていただいております「九州詠歌青年会」のコラボでした。出演者は110名を超えていて、大所帯での公演となりました。

舞台のオープニングと後半部分が九州詠歌青年会の担当で、それ以外の時間帯は大道具も九州詠歌の担当でした。

ひとつの舞台を作り上げていくには、表舞台に立つ方のみでなく、その方々を裏で支える舞台監督、照明さん、音声さん、大道具さん方の力が不可欠で、その方々みんなが良いものを作り上げようと願って動いております。

たった3時間ちょっとの公演を造り上げるのに、一年以上前から主催者側は準備をし、それぞれの団体が練習を重ねてきました。その結晶が公演本番というわけですので自然に気持ちも入ります。

それぞれが自分に与えられた役割を精一杯こなしていくことで、それが観客の方々に伝わっていく。観客の気持ちが動けばそれが教化につながっていく。そこが公演の目的だと思っております。

今回は1200席余の会場が満席となりました。その中で一人でも多くの方が興味をもって下さって、来る平成27年の高野山御開創1200年記念事業にご参加下されば有り難いです。

明日からは私も通常の生活に戻り、檀家さんとの交流の中で、練習した御詠歌を活かしていければと思います。

最後に今回の公演でご一緒させていただいた皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

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