おはようございます。テラのヨメです。
早いものでもう師走です。
年を取る度に一年が早く過ぎます。
二月に病院の健診で、
血圧が高いので次の健診までに五キロやせなさい。
と言われていたのを思い出しました。
でも
痩せません。
新米、とっても美味しいです。
一乘院では、
檀徒の方々からこの時期に新米を御供えしていただきます。
そして御供えしていただいたお米を
1年分の法要の炊き出し用に活用させていただきます。
巨大炊飯器(五升炊き)でまとめて炊くので美味しいです。
食べ過ぎます。
でも、
檀徒の皆さまが
毎年お米をお寺に御供えしてくれるので、
とてもありがいたです。
感謝です。
《photo 井上克幸氏》
12月5日土曜日、
平成27年度高祖弘法大師御影供法要
一年に一度しか一乘院に現れない
お大師様の御影をお祀りし、
第一部は御影供法要。
第二部は御詠歌・宗教舞踊公演です。
《photo 井上克幸氏》
今年も、
若手で日本一の御詠歌の唱え手・観音寺古賀ご住職、
若手で日本一の宗教舞踊の踊り手・観音寺ご令嬢弘美さん、
のお二人に遠路はるばる、一乘院まで来ていただきました。
今年は、
「今日、御詠歌の公演があると聞いて、初めて一乘院に来ました!」
と噂を聞きつけて来られた方もいらっしゃいました。
いつもは長崎の片田舎で
ひっそりと御詠歌の練習をしているうちの住職ですが、
本日は古賀僧正との息ぴったりの御詠歌のコラボでした。
(嬉しそう…)
「追弔和讚」はお通夜の席などで聞く機会はありますが、
今回の公演では
「瑜伽」
「花も無常」
「英霊にささぐ・やすくに」
など、
なかなか普段の生活で耳にする機会が出来ない
御詠歌ばかりでした。
《photo 井上克幸氏》
また小6の長男も、
住職である父親の後ろ姿を見て、
今回は初一人御詠歌を、
皆さんの前で披露させていただきました。
曲目は「七福」
練習風景を見ていたヨメは、
「なんで公演で一人で唱えるのに、
もっと早くから練習しなかったの!」
と小言ばかり、愚痴ばかり…
前日に1時間半の猛特訓をつけてもらっての、本番。
《photo 井上克幸氏》
「…五十点かな」
と住職の批評。
努力・根性・度胸
御詠歌にはこの三点が必要だと、本当に実感です。
(ちなみにヨメにはないので、御詠歌は聞き手に回ると確信しています)
御詠歌ばかりではちょっと堅苦しいので、
と、古賀僧正、弘美さんが、
何とサプライズで沖縄三線を弾いてくれました!
タスキが可愛い♡
古賀僧正の弾き語り、「イラヨイ月夜浜」。
弘美さんもバイオリンに三線と(ピアノも弾ける)、
スーパー女子高生です。
また、うちの住職も
古賀家親子の三線で「涙そうそう」を唄いました。
(写真無し)
《photo 井上克幸氏》
その後は西家三兄弟(小1、小4、小6)の
「いろは歌」で笑いを取り、
いや、笑ってはいけないのですが、
小1の三男坊の動きが余りにも子供らしくて(笑)
御詠歌は唱え手はもちろんのこと、
聴衆側にも緊張が走ります。
たまには一休み休憩みたいな感じで、
三線ライブに笑いのある御詠歌も、
アットホームで良かったです。
今回で五回目を迎える「一乘院金剛流御詠歌・宗教舞踊公演」
弘美さんは高校の期末試験を終えて、
家に帰らず真っ直ぐ長崎に直行してくれました。
ご理解のあるご両親、そして多忙な女子高生・弘美さんに感謝です。
《photo 井上克幸氏》
古賀僧正、弘美さん、
本当にお世話になりありがとうございました。
テラのヨメ