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2016年12月

私事ですが、急性心筋梗塞を患いまして入院しておりました。それも、12月7日に事務局長、並びに出演者として挑んだ御詠歌コンサート『阿字の道』金剛流流祖曽我部俊雄一代記の打ち上げが終わってからの入院でした。
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公演前日の夜、胸が痛んだのですが、幸いその夜は治まったので、公演に突っ込んでいきました。公演が終演を迎え、若干の痛みを憶えつつ、役目柄、打ち上げの司会、二次会、三次会の段取りをやっているうちに、痛みが耐えがたいものになってきたので三次会の会場より一人ホテルに帰りました。
一晩寝たら治るだろうという考えもありましたが、ホテルのフロントに近くの救急病院を尋ねると、歩いて行ける距離にあるということなので、大事を取って病院に行ってみました。夜中の12時過ぎでした。
自分で歩いて行ったので、夜間外来受診の順番待ちの時間が結構あり、45分ほど待って私の順番になりました。
すると、血液検査、心電図、胸部エコーの結果から、心臓の動脈の一本が詰まっていることが分かり、緊急手術となり一命を取り留めていただきました。
医者である妹が言うには、そんな夜中に心臓カテーテル手術のスタッフを揃えることが出来る病院はあんまり無いとの事、もしも、自坊にて同様の症状になった場合、救急車が来るまでの時間、病院まで搬送されるまでの時間等を考えますと、たまたま御詠歌コンサートのために福岡の、しかも救急病院の目の前の福岡サンパレスホテル&ホールにいたからこそ助かったとも言えるわけで、お大師様、仏様方が助けて下さったのではと感謝いたしております。
今回の緊急手術、緊急入院で家族をはじめ、多くの皆様にご心配をおかけしました。
なんとか繋げていただいたこの命を大切に有意義に使い、一乘院護持の為、檀信徒の皆様の先祖供養・家門長久のために心機一転頑張っていこうと思っております。
先の事は何が起こるか分かりませんが、目の前の現実を全身で受け止め、その時の最善を尽くすというのも佛教の教えです。皆様と共に信仰に根ざした清らかな日々をお送りしたいと願っております。合掌


こんばんは、テラのヨメです。

あっという間の師走。
一年も終わりを告げようとしております。
年が明ければヨメの誕生日。

来年も良い年でありますように。
仏様に手を合わせ、ただお願いします。
最近色々ございまして、
身体健全、家内安全。
特に祈願いたします。
手を合わせ、仏のご加護を。


さて、今年最後の一乘院の法要。
宗祖弘法大師御影供法要が11月26日に執り行われました。
11月だけど御影供。
お大師様の命日ではないけれど
一乘院では先代の時代から
この時期に御影供法要を行っています。

大師信仰は全国各地でも多くみられ、
一乘院から車で15分で着く小浜町富津地区には
お大師様が掘り当てたという
六角井戸があります。

長崎の島原の小浜町のこの地にも
お大師様は民衆を助けに
来られたとの伝説が残っています。

大師とともに

真言宗のお寺に嫁いで
良かった、
と心から思います。



今回の法要、
小学五年の二男は
バレーボールクラブの試合の為に不在で
長男のみが法要に出仕します。

わがまま、反抗期、思春期真っ只中
微妙なお年頃の長男です。
毎回愚痴ばかり、
なかなか反抗期終わりません。

でも
お寺の行事に対する態度だけは
真面目の一言です。

腹も立つけれど、
これだけは感心します。








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《photo  井上克幸氏》




今年も御影供法要の後は
一乘院御詠歌・舞踊公演を本堂にて行いました。

自宅の法事でも
他派の法要でも
絶対に
聴くことの出来ない数々の
「御詠歌」が
披露されます。

今年も

飯塚市・観音寺ご住職古賀僧正と
ご令嬢・弘美さんにお越しいただき、

内陣を舞台として

金剛
七福
曼荼羅浄土
三宝鳥
観音大慈
いろは歌
八葉
英霊にささぐ・やすくに


の、御詠歌全八曲(舞踊付)

生のバイオリン演奏。


周囲のお寺関係者に自慢したいぐらい
(実際はヨメがかなり自慢しています)

超豪華バージョンで、
一乘院金剛流御詠歌・宗教舞踊公演が
行われました。


住職も古賀僧正も
途中で
衣を替える等、

心を込めた御詠歌で。

高校三年生の弘美さんも
綺麗で鮮やかな振り袖姿で。


一乘院の本尊様も、
目の前で披露される
御詠歌に舞踊に
満足されている事と思います。





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《photo  井上克幸氏》



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《photo  井上克幸氏》







そして…





本堂では
参拝に来て下さった方々が

頬を
ピンクに染めて
ひそひそ話。


そう視線の先には
若い青年

今年は初めて古賀僧正のご子息の
俊弘さんが
ご来院してくださいました。





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《photo  井上克幸氏》


実はテラのヨメも、
お会いして会話を交わしたのは初めて。

「はじめまして」


いや、
さすがというか、
美男美女のご両親を知っているし、
可愛い妹さんも知っているので、
もちろん長男さんも容姿端麗とは想像していましたが、

久しぶりにイケメン君を見ました。

大学生の爽やかイケメン君です。

彼、イケメンだけではありません。
実際に御詠歌も唱える事が出来、
運動神経も抜群、
おまけに爽やか(←これ大事)


今年は公演の余興で

古賀僧正親子による三線
うちの住職のギター
そして爽やかイケメン君のボーカルで

「海の声」
「乾杯」

を披露しました。

うちのこの法要、11月下旬です。
もちろん寒いです。

でも、イケメン君は
「海の声」の雰囲気に合わせ

アロハシャツに短パンです。

用意周到です。
良い青年です。
好印象です。



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《photo  井上克幸氏》


檀信徒の方には
古賀僧正の息子さんが来られていると
お伝えしていなかったのですが、
緊張の続く御詠歌の後での
ノリノリの余興で

本堂は久しぶりに盛り上がりました。


締めは、
弘美さんによる

バイオリン独奏です。

今年で実は五回目。
弘美さんの成長をテラのヨメも見ていますが、
年々、
バイオリン演奏の素晴らしさ、
そして容姿の美しさに、
テラのヨメも
感心感激するばかりです。



後の本尊様も
にっこり笑顔の気がします。



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《photo  井上克幸氏》



今年の一乘院の息子達は
長男は七福を独唱
いろは歌を、
長男と小二の三男で披露させていただきました。

坊主頭で、
リアル一休さんのような
三男坊。


この坊主頭に
三男坊は誇りを持っているみたいです。

どこへ行っても、どこで会った人にも

「俺は寺の三男坊やっけん」
(東京弁訳:私は一乘院住職の息子で、三男です。)

と自己紹介しているそうです。


寺の息子が、寺の娘が
自坊を大切に思う

それがお寺の第一歩だと
在家出身のテラのヨメは
思います。

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《photo  井上克幸氏》



テラのヨメ

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