こんにちは、テラのヨメです。
 
10月9日・10日の2日間
 
一乘院の境内を貸切にして
映画撮影が行われました 

前にブログでお知らせした
(http://ichijyoin0805.livedoor.blog/archives/3598641.html)

梵天山宝珠寺第十八世  平井尊士僧正 を主人公とした
石原ひなた監督の初映画作品『真言アイロニー』です

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神戸・大阪・東京から
出演者・スタッフ合わせて25名
 
はるか西の彼方・雲仙市南串山町まで
映画のラストシーンの撮影のため
はるばるお越しいただきました



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特にお寺の予定を入れていなかったので
広間・仮本堂・和室・応接室
部屋は全て使ってもらいましたが

機材だけでもハンパな量ではなく

とにかく
映画の撮影って大変だな…と

ヨメの感想はそれだけです



撮影の一週間ほど前は
悪天候
どうしたものか…
と思っておりましたが

平井僧正が
見守ってくれたおかげか

はたまた

監督が
毎日こつこつ積み上げていた徳のおかげか
 
両日ともに
晴天に恵まれました
 

平井僧正の奥さまも
この長崎の撮影のために
同行され

「平井も一緒に長崎に連れてきました」
 


お位牌を持参で来られました


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平井僧正が亡くなり
12月で三回忌を迎えます

今回、ヨメは平井僧正の奥さまと初対面…
 
うちの住職と同じ病気だったために
他人事とは全く思えませんでした



撮影に関しては
一乘院はお寺の場所提供だけでしたので

ヨメは通常の寺の雑用をしていたのでしたが…


もうぶっちゃけ、

ヨメは
若いパワーに圧倒されました…
 
というのが本音ですかね


初めて映画の撮影現場を見ましたが

皆さんとても辛抱強く
 
一つのシーンの撮影のために
協力して作品を作る

という感じです

だからこそ

作品が出来上がった時の達成感というのは

ハンパないんでしょうね

何度も何度も何度も
同じ場面の撮影を繰り返し

何度も役者さんは
演じる

二日間
同じことの繰り返しのようでした

 
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          (⇧出演者揃っての記念撮影)


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         (⇧主演・平井尊士役(左) 本物の一乘院の住職(中央) 新村出雅治役(右))
 
映画の主役 「平井尊士」役の川原英之さん
 
そして「新村雅治」役の川本淳市さん

川原さんは本業は役者さんですが
役になりきって
どこから見ても僧侶としか思えません
(こんなお坊さんいる) 

また川本さんは
とても怪しげな風貌ですが…

本物はイケメンでした(笑)

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                   (⇧西島君役(左) うちの住職(右))
また
うちの住職をモデルにした
西島君という
役がありまして

西島君役の杉本民名さん

低姿勢ですごくいい人でした

本物よりイケメンです 


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  (↑  平井僧正の奥さま・本物(中央) 平井葵役・小原美玲さん(右))

 
もちろん実在した人物を描いた作品なので

平井僧正の奥さま役もいて

役者さんって撮影に入る前は
話かけてはいけないだろう…

と思い

おとなしくしてたヨメですが

ちょっぴりお友達になりたくて

時々話しかけてみましたが

想像以上に皆さん気さくな方ばかりでした



そして…

スタッフと思いっきり間違えた
T県出身の俳優さん
すみませんでした


事前に
『真言アイロニー』に関する
台本やFacebookやTwitter みてたつもりでしたが

実際の撮影現場をみて

スタッフや俳優さんにお会いして

やっと

「なるほど〜」

とヨメの中でなんとなく納得できました(笑) 




FacebookやTwitter上では

イケイケの今時の青年だった
石原ひなた監督

なんとまだ二十歳の現役の芸大の学生さんです

そうか…
ヨメの息子でもおかしくない年齢かぁ…

でも

今回お会いしてみても

前回お会いしたとき同様に

想像以上にキチンと挨拶が出来る方でした(←これ大事)

若い今時風の監督ですが

沢山のスタッフ
沢山の役者さんをまとめ

一つの作品つくりをしています

正直

映画監督って

人間が好きな人しか
なれない職業だな

と思いました 


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         (⇧石原ひなた監督(左) うちの住職(右))


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平井僧正への思いを胸に
無事に映画が完成されることを
お祈り申し上げます 


そして

天気になって本当に良かった…
                                合掌
  
テラのヨメ