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2013年07月

いよいよ団参も最終日の午後となりました。7月8日の午後は、春日大社からのスタートです。

気温もぐんぐん上昇し、汗が流れ落ちてきました。それでも雨よりはマシと思い、旅を続けます。

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春日大社も世界遺産の一つに登録されております。私も東大寺までは来たことが有りましたが、実を言うと春日大社には初めて参拝いたしました。

そして、団参の最後を飾るのはやはり東大寺です。

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何回来ても、その大きさに圧倒されます。

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奈良の旅の最後は大仏様をお参りし、神戸空港から長崎空港へ空路帰路につきました。

おかげさまで、病人、けが人、迷子の無い充実した旅でした。ご参加いただいた皆様、有難うございました。

また、今回の旅を企画して下さったアサカ観光の浅香社長、細やかな心配りを有難うございました。

バスの運転手さん、安全運転で安心して旅が出来ましたこと、お礼申し上げます。

また、ガイドさんのおかげで、楽しい旅が出来ました。有難うございました。

高野山及び奈良では多くの方のお世話になりました。皆さん有難うございました。

それから、名誉住職夫妻と嫁さんには留守番していただき有難うございました。留守中はお葬式があったりと大変だったと思いますが、おかげで楽しい旅行が出来ました。感謝致しております。

団参、三日目も早起きして、旅館のすぐ前からはじまる赤目四十八滝を自由散策しました。朝6時から歩き始め、全長3.3キロのハイキングコースの0.9キロ地点にあります布曳滝まで歩きました。

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この滝に至るまでにも大小様々な滝があり、水の流れの音やその景観に癒されました。

さて、朝食の後は、奈良市内に向かいました。まずは唐招提寺です。ここのご本尊の毘盧遮那如来は当山に京都北阪商店様より寄附していただきました毘盧遮那如来のモデルになった仏様です。大きさや製法は違いますが、毎日お参りしております一乘院の毘盧遮那如来とそっくりなので、親近感を覚えます。

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本尊さまの毘盧遮那如来、そして脇仏の薬師如来、千手観音菩薩の三体すべて国宝、それらを安置してある金堂も国宝という、天平時代の息吹を感じることが出来ました。

ここでも、サプライズがありました。高野山大学時代の同級生の増田君が唐招提寺にお勤めだったのです。20年ぶりの再会で、これもまた感慨深いものでした。

次に訪れたのは興福寺です。ここのお目当てはかの有名な阿修羅像です。

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九州国立博物館の阿修羅展では数十万人の方がそのお姿を一目見ようと駆けつけたという国宝の仏像です。7月8日は月曜日ということもあり、比較的空いていたのでじっくり鑑賞することができました。

さあ、旅も終盤に差し掛かりました。午後からは、春日大社、それから東大寺を参拝致します。

つづく・・・。

長谷寺をあとにし、一路大願寺さんへ。

大願寺さんには、御詠歌舞踊の大師範であられる高祖彩恵子先生がいらっしゃいます。私も御詠歌をはじめてから、イベント等で年に数回お目に掛かることもあり、その度にお世話になっております。

実は、今回の団参、最初は大願寺さんはコースに入っていなかったのです。長谷寺と室生寺をお参りして旅館に入る日程だったわけですが、もしかして高祖先生の御自坊もこの当たりだったのではと、出発一週間前になって地図を見たところ、ビンゴでした。ちょうど、長谷寺と室生寺の間だったのです。

これは一度お参りしたいとお電話したところ、ご快諾をいただきましたので、厚かましくも押しかけた次第でした。大願寺さんは、薬草料理が有名で、団参の計画時に行くことを決めていたら、昼食をいただくことも出来たろうにと思うと、これは私の完全なるミスでした・・・。

デザートをいただいたのですが、それはホントに上品で美味しかったです。檀家さんからも、なんでここで昼食をしなかったのかと後で文句を言われました(^_^;)

でも、思わぬサプライズもありました。何と高祖先生が舞踊を舞って下さったのです。不肖私も地唄を務めさせていただきました。

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檀家さんの反応も上々で、「お人形さんみたいに綺麗だった」とか「あの足の運びだけでもまねしたい」とか「今回の旅行で一番良かった」とか大喜びでした。高祖先生には、大勢で押しかけて、しかも添乗員さんやガイドさんも一度観てみたいということになり、人数も突然増えてしまったにもかかわらず、快く対応して下さり感謝致しております。

そして、私の拙い地唄に合わせていただきありがとうございました。そして今回の旅行に花を添えていただき、参加者一同感謝致しております。

大願寺さんをあとにし、次は室生寺さんを参拝致しました。ここでも御詠歌の合唱団でお世話になっており、室生寺の執事をされております飯田さんが、自ら案内して下さいました。

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特別拝観の時しか中に入れない金堂の中に入れていただき、ご説明をいただきました。国宝や重文の仏像に圧倒されました。これまた国宝の潅頂堂でもご説明いただき、その後、お目当ての国宝五重塔へ。

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何ともいえないバランスで、いい感じです。気分が良かったので調子に乗って、奥の院まで上ってまいりました。400段余りの階段だとは聞いておりましたが、少々甘く見てました(^_^;)

でも無事に10数名の勇者が奥の院参拝を成功されました。飯田さん、いろいろご配慮いただき有難うございました。

室生寺を最後に赤目温泉の旅館に入り、入浴後、懇親会でした。

団参はいいですね。檀家さんとの距離も縮まってまいります。

さあ、次は最終日!

つづく・・・。

7月7日、七夕の日は、高野山龍泉院での朝勤、朝食の後、一路、奈良に向けてバスを進めました。

運転手さんは、毎回お世話になっているヤサカ観光の高橋さんで、それはもう車酔いする人も全く無く、素晴らしい技術でした。

奈良はまず、長谷寺を参拝しました。前日の高野山奥の院で酷使した足を引きずりながら、最高齢84歳のあばあちゃんから20代の娘さんまで全員高台に有ります本堂まで参詣しました。

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この参道、良くテレビや雑誌等に出てきますが、雰囲気がいいですね。


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 みんな上を向いていますが、皆さんの目線の先に鐘楼がありました。


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上った方だけが味わえる景色と充実感です!


この後、長谷寺を後にして、宇陀市の大願寺さんに向かいました。


つづく・・・。

久々の更新です。

去る7月6日(土)~8日(月)にかけて、檀信徒の皆様と私の40名で高野山と奈良の寺院参拝旅行に行って来ました。だいたい2年ごとに企画をしている団参で、今年も農繁期を避けて、この時期の参拝となりました。

やはり、高野山に連れて行ってというご意見が多いので、高野山にまず上り、あとは何処に行こうか頭を悩ませるのですが、今回のテーマは私の行きたい寺院を厳選してそれを繋げたような旅程となりました。

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梅雨の時期なので天候も心配致しましたが、参加者の日頃の行いが良かったのか、ほとんど雨にも遭わずに全日程を無事に終了することが出来ました。

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一乗院寺宝であります磬子を賜った、島原城主松平忠房公のお墓も奥の院にありますのでお参りしてきました。

今回はいつも行かない霊宝館に入ったので、金剛峯寺は遙拝となりました。

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やっぱり高野山は独特の雰囲気がありますね。再来年は開創千二百年になりますので、その時また団参を企画したいと思います。

つづく・・・

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