ichijyoin0805のblog

2013年08月

お盆の棚経も無事終わり、お寺も一段落です。

一乘院のテラの嫁は実家が北海道!

嫁も子供達も年に一度も里帰りを心待ちにしております。今年もまた、まず嫁と子供を送り出し、その後、私が3日ほど迎えかたがた北海道入りする行程でした。

今年はまず千歳空港でバイクをレンタルして、長年の夢であった北の大地をツーリングする計画を立てておりましたが、ゲリラ豪雨の為あえなく断念。レンタカーを借りて、大学の先輩を電撃訪問しました。

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予約をキャンセルしたバイク(T_T)

先輩の御自坊、夕張郡栗山町の孝恩寺さんまで車を走らせ玄関を開けると、聞き慣れた御詠歌が流れています。まさかここまで来て師匠、吉原泰祐詠監先生の御詠歌を聞くことになろうとは・・・。

先輩のお母様が和服姿で玄関にお見えになり、長崎からノーアポイントで来させていただいた旨をお話しすると、長崎から!? と、まずびっくり。本堂で接客中の先輩に挨拶すると、広間で舞踊の講習中なので用事が終わるまで見といてとの事。

なるほど師匠の御詠歌はここで流れていたのだと感慨無量!

お母様と舞踊のご婦人方と御詠歌の話になり、数年前に北広島で開催された奉舞大会に来たことがありますと北海道ネタを披露すると、それにご自分達も参加されていたとの事!

また、横浜、香川等の大会にも出場されていたとの話から、突如地唄をやるはめになってしまいました(T_T)

今年はツーリングよりも御詠歌をお唱えせよとのお大師様の思し召しと思い、頑張ってお唱えさせていただきました。

先輩とも十数年ぶりに再会出来て、ご縁を深めさせていただきました。

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米田先輩と孝恩寺

次は、ちゃんと連絡してからお伺いいたします。突然の訪問、申し訳ありませんでした。



次の日、札幌を立ち、嫁と子供達と合流、一泊旅行に出かけました。年に一度の家族旅行です!
一週間ぶりに会った嫁は、よっぽど良い生活を送っていたのか心なしか丸くなっておりました・・・。


つかの間の休暇も終わり、また活動開始です。この旅行を糧に、ふたたび精進したいと思います。


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新観光名所「青の池」

こんばんは、テラのヨメです。
毎日暑いです。本当に暑いです。
溶けそうというより、皮膚が痛いです。
でも、そのような猛暑の中でも、
名誉住職、住職は、それぞれ棚経(お盆経)の為、
各檀信徒のお宅にお参りさせていただいております。

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先週行われた施餓鬼法要では、
南串山町坂上奥地区の方々が当番地区でした。
朝早くから御斎の準備、旗を立てたり幕を張ったり、受付と
一日中、法要の為にお手伝いいただきました。

の写真が坂上奥地区です。
農家の方がほとんどですが、ほとんど三世代(四世代)同居です。
これ、お寺にとって何が良いかと言いますと、
きちんと若い世代に「引き継ぎ」が出来るところです。

お嫁に余所から来たら、もちろん他人の家で生活をします。
もちろん自分の好きな事も出来ないし、
辛いこと、
堪えなくてはならない場面、
沢山あると思います。

でも、嫁はそのような事を経験し、家族の一になり、
そして「一番必要とされる」人間になります。

南串のように、
旦那(嫁)の両親と「同居」して
同じ釜の飯を食べる生活をしていると、
年寄り世代から若い世代への「引き継ぎ」が滞りなく行われ、
今回の施餓鬼法要にも「ばあちゃんの代わりに来ました。」と
若い「」世代の方々が手伝いにと、沢山来てくれました。

施餓鬼、秋のお彼岸の御斎の際には
500食以上のちらし寿司を作ります。

もちろん人手も必要だし、
素早く対応してくれるということも必要です。

でも「仕出しのお弁当」に頼らずに、

家族みんなでお参りに来られ、
本堂で手を合わせ、
御斎をあがられる、
お寺として当たり前の光景が、
檀信徒の皆様のご協力で、
これからも続いて行くことを願っています。

ということで、檀信徒の皆様、
ご協力、宜しくお願いいたします(*´∀`*)ノ。



の写真・・・・実はこれ、「新米」です!!

そう、普通早くても9月の半ばから「新米」が収穫出来るのですが、
棚経にお伺いした際に(まだ八月前半です)
小浜町大亀地区のKさんからいただきました。
(スイカも☆)

Kさんのお宅ももちろん農家で、三世代同居です。
Kさん宅の若夫婦もとてもお寺に対して良くしてくれます。
こちらの「新米」は若奥さんのご実家で作られたお米だそうです。
早速ご本尊様に御供えしました。




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戦後、核家族化が進み、
盆正月か連休だけ「旦那(嫁)の実家へ」という家庭が
増えていると思います。
南串では当たり前のように大家族の中で生活し、
子供達も成長していきます。

ちなみに三男が通う保育園では「祖父母参観日」があり、
孫と祖父母で餅つきをします。
もちろん三男にメロメロの名誉住職も、いつもの僧侶の姿を脱ぎ、
ジャージ姿で張り切って杵で餅をついてきた、と喜んでいました。

過疎化が進む田舎ですが、こんな家族(家庭)の姿を、
都会の皆様に知って貰いたいと思います。

いいですよ、田舎( ´艸`)♡

     
                                                 テラのヨメ




平成25年8月4日、1時より一乘院本堂にて、
御施餓鬼並びに初盆供養会の法要を行いました。

当日は・・・ゲリラ豪雨

久しぶりの大雨でとにかくびっくり、
誰がというとテラのヨメが一番そわそわ・・・

一乘院の檀家さんは、農家の方が多いのですが
「でも雨も、おしとやかに降って欲しいわよね~」
と。
そう、人間も雨も、
おしとやかにしなやかに振る舞わなければならないのです。


でも、この豪雨、実は法要の最中だけだったのです。
本尊様がお参りに来られる方々を見守ってくれていたのか・・・
檀信徒の方々が参道を歩くときには、空には晴れ間も・・・







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今回の法要の布教師は、
高野山本山布教師弘仁寺住職森田僧正
新婚ホヤホヤの幸せ住職です。
当日はなんと奥様もご一緒に来院されました。

またまた「初めまして、寺の嫁です」から
自己紹介が始まりましたが、
弘仁寺坊守様もとても印象の良い方です。

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もうすぐお盆が来ます。
私の実家で一緒に暮らしていた祖父も、
昨年の12月に他界し、今年が初盆となります。
法要の最中にも、遺族による焼香がありますが、
亡くなった親族への供養に・・・手を合わせます。

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八月十三日には自宅に精霊様をお迎えし、三日三晩提灯を点します。
長崎には有名な精霊流しの風習があります。
船に乗り、それこそ補陀落渡海の信仰そのままに。

                       テラのヨメ




















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