ichijyoin0805のblog

2013年12月

本日12月29日付の長崎新聞「とっとって」に一乘院が掲載されております。

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「とっとって」は毎週日曜日に出るのですが、平成25年最後の日曜日に「一乘院」を取り上げていただき感謝致しております。

恐らくは、これで今年の最後の更新となろうかと思いますが、皆様、良いお年をお迎え下さいますようご祈念申し上げます。

今年一年、有難うございました。   合掌

失って初めて気づく大切な事がある…

こんばんは、テラのヨメです。そうなんです、日常にあってそれが当たり前であるが由に、大切なのに気がつかない事って一杯ありますよね。
この頃、いつも思うのが、日本語を話し、日本の文化に触れ、日本に住む、そんな当たり前の事がとても大切な事だと思っています。
しかし、この当たり前の日常は、先の大戦にて、沢山の方々が犧牲になり、戦ってくれたからこそ、今、私達がこの生活を送れるものだということを、いつも認識していなければならないのです。

テラのヨメの祖母の弟・我妻亀吉は、沖縄戦にて名誉の死を遂げました。
沢山の命が散り、然し、そのおかげで今、私はここで生活していられるのです。
生かし、生かされいている、そして、何より愛国心を失ってはいけないのですよね。
自分の国を愛し、自分の国を守る、そんな当たり前の事です。


平成25年の御詠歌公演の一番のメインは…

前田勉詠監作曲、大江一二三少佐の母作詞の「やすくに」
そして…「英霊にささぐ」です。

御詠歌と言いますと、追弔和讚とか金剛とか、どちらかというと「菩薩」とか「高野山」のイメージがとても強いかと思います。しかし、金剛流御詠歌には特別な御詠歌があります。

その一つが



「やすくに」

天皇陛下万歳と 唱えて息 なお絶えず
お母さんと呼んで うつむき人言う

やすくにの 宮にみ魂は 鎮まるも
おりおりかえれ 母の夢路に


「英霊にささぐ」

御国をおもう 一筋に
戦の庭に たちいでて
名残おしまず 散る桜
功は永久に 芳しき

門出のみ姿 今もなお
生けるが如く 明らかに
残りし者の 胸に咲く
哀れ朽ちせぬ 花の香よ


戦争なんて誰もやりたくありません。
戦地になんて誰も行きたくありません。


でも、…誰かが戦ってくれたからこそ、今、私達がここで生活して、そして、日本国民として文化を継承し、日本国民として生きていけるのです。
文化を奪われて、言葉を奪われて、信じるものを奪われるほど、悲しいことはありません。
沢山の人達が戦ってくれたからこそ、私は子供達に日本という国の話を出来るのです。

御詠歌は「歌う」のではありません。「唱える」のです。
言葉は「言霊」とも言います。
魂のお唱えを、お大師様の御影の前で、…テラのヨメは聴いていたのだと思います。


                       テラのヨメ



追記

実は、このブログを作成途中に、どうもバグってしまし、画像が全く取り込めない状態になってしまいました。そして、住職から「年内に御影供法要ネタを仕上げろ!」と強制命令がきたもので、いったん勝手なテラのヨメ論を載せて、おしまいと思います。可愛い弘美さんの写真アップはまた後日。

古賀僧正の魂の御詠歌の後は、洋装姿の弘美さんのバイオリン独奏で舞台は終了しました。是非、近隣にお住まいの方は、檀信徒問わずご来院いただいてかまいませんので、一乘院まで足を運んで見て下さい♪



























こんばんは、いつもブログサボり気味のテラのヨメです。
ここ何日かで、境内の銀杏の葉っぱ清掃がほぼ完了しました。銀杏の葉っぱが散ってから、屋根のトイ掃除、下水管の掃除、今年は御詠歌で大忙しの住職は不在の事が多いため、このような危険で臭くて汚い仕事は、すべてテラのヨメの仕事です。

先日、三男坊の通う保育園のお遊戯会があり、『どうぶつサーカス』という劇で、シマウマの役を貰いました。自宅にて三男坊が、シマウマの真似と言いながら、「ヒヒ~ン!!」と楽しそうに鳴き声をまねていたのですが、すかさず小4の長男が「シマウマはワンワンって鳴くんだよ」の一言。

・・・すぐにネットで「シマウマ 鳴き声」で検索すると、シマウマって本当に犬みたいな鳴き声をすることを知りました。私、今まで全く知らない事実で・・・
子供の記憶力の良さ、とても感心しました。

さてさて、この我が家の三兄弟・・・




御影供御詠歌公演に特別に一曲だけとう事で、
一乘院三兄弟を出演させていただきました。


もちろん唱えたのは初心者用の「いろは歌」ですが、
鈴鉦を付けてのお唱えです。
一乘院御詠歌隊輪袈裟も装着して、
格好だけはそれらしくなりました。
(母はドキドキです)

今回、息子達が鈴鉦を使用してのお唱えのため、
レッスンDVDを作成し(単にテラのヨメが住職を撮影しただけ)
それで確認しながらの練習でした。

あの鈴鉦…かなり難しいです…
息子達が出来るのなら、母だから簡単に鳴らせるだろうと思えば、
長男から「お母さん、ほら、持ち方が違う!」
と初歩的な事から指導を受けました。
長男から…

なので、今回にかぎり(多分)全く指導はせず(出来ない)、
DVD操作係として、
息子達の練習に付き合ってきました。


前回の福岡での舞台と違い、
バイオリンによるリードがないため、
本番では音も外れましたが、
経験させて貰えただけでも、有り難いことでして…

何とか三人でお唱えする姿に、少々母も感動してしまいました…


でも、観覧していた檀信徒の皆様は、
え?三男坊も
とびっくりされてました。

うちの三男坊、
保育園で大きくなったら何になりたい?という質問に、
「大きくなったらかっこいいお父さんになりたい」
と、うちの住職が調子に乗りそうな答えが返ってきました。

兄ちゃん達が御詠歌をすれば、自分もしなければならない。
兄ちゃん達がお参りに行けば、自分も行かなければならない。

自然とお寺の息子として、同じ方向に道を進んで貰えれば…

母として、
ありがたいことかな…って思います。




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                                 《photo 井上克之氏》


                                  テラのヨメ


朝から庭掃除したんですけどね・・・・
今からまた掃除するか思案中・・・・

綺麗なんだけど・・・250年近く一乘院を見守り続けている銀杏の木なんだけど・・・



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こんにちは。やる気スイッチがなかなか入らないテラのヨメです。
御影供からもう何日も過ぎたのに、ブログ更新しないとは怠慢であります、と回りから言われていますが、このやる気スイッチが入らない限りは、行動に移せないテラのヨメです。

この頃写真をお願いしている檀家の井上さんから、法要の時に撮影したとっても素敵な写真のデーターを翌日いただいていたのに、テラのヨメが「あ~~~、この写真、いいわ~~~」って一人で堪能して、ブログにアップせずにいました。

何処にあるのですかね~、あのギリギリまで切羽詰まらないと押されないスイッチは・・・
中、高時代も、いつもテストは一夜漬けタイプで、小心者のくせに度胸だけは良いので、あの試験中の開き直りかた・・・そして終わった後から勉強する意味なし人間、それがテラのヨメです。


ではでは・・・御影供のお話です。





一乘院では、お大師様の御影供法要を
十一月最後の日曜日に行います。

ん?

と皆様思われるかもしれません。
だってお大師様が入定された日って三月二十一日ですよね?

そうですが…
でも、新暦三月二十一日はお彼岸もあって忙しいし、
旧歴三月二十一日になると
農家が大半を占める一乘院の檀家さんは農繁期で忙しいので、

一乘院ルールで「御影供法会」はこの日になりました。

きちんと本堂にはお大師様の御影の掛け軸を祀り、
檀信徒の皆様がお参り出来るようにしております。


「今度の法要では、御詠歌の公演があるので、
うち(一乘院)以外の方も観に来てくださいね~」
と町内の知り合いの方に声をかけると、

「あ、また本堂でバイオリン?あの子、可愛かったもんね~」
と返答していただけます。

今年で三年目、御影供での御詠歌・宗教舞踊公演が法要の後、
本堂で行われます。
定着しつつある、公演で、
もちろんメインは古賀僧正、ご令嬢の弘美さんです。
(一応うちの住職も)








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                     《photo  井上克幸氏》






オープニングは
弘美さんによるバイオリン独奏「宵待草」からはじまり、
金剛、三宝和讚、八葉など
全十一曲で構成されています。

内陣をステージに見立てての公演、
皆さん御詠歌に興味を持ち
舞踊に堪能し
バイオリンの音色に聞き惚れ、と

いつものお参りする空間とは異なる雰囲気に
感動しておりました。






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                    《photo  井上克幸氏》


人の成長とは素晴らしいもので、
この中学三年生の弘美さん、
去年お会いして舞っていただいた時よりも、
更に人を惹きつける舞踊をされるようになりました。

…どうやったらあんなに繊細に舞えるのでしょうか?





ちなみにうちの三男坊(五歳)の憧れの人は弘美さんです。
まだ保育園年中のくせにかなりの面食いです。
十歳年の差など関係ないと、もう既に言っており、

「俺が15歳の時は、弘美ちゃんは25歳!!」
と計算をし、色々計画を立てているみたいです。

母として…「高嶺の花」という言葉を理解させるのが、
務めかと思っております。



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