ichijyoin0805のblog

2016年05月


おはようございます。テラのヨメです。
昨日は夕方6時より、一乘院本堂にて、
初の海外団体参拝旅行の説明会を開きました。

目的地はインドネシア共和国バリ島。

今回の団参は阪急交通社の方に全てお任せして、
説明会には阪急交通社福岡支店のイケメンS氏にもご来院いただき、
直接参加される檀信徒の方の前で
お話しをしていただきました。

今回も留守番のテラのヨメ。
気分だけはバリ島旅行を味わいたかったので、
説明会に参加してみました(・∀・)


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                      《photo  井上克幸氏》


行き先がインドネシア共和国のバリ島。

神秘の島、神々の住む島、それがバリ島です。

一神教のイスラム教徒が多いインドネシア共和国ですが、
バリという島だけは
多神教のバリ・ヒンドゥー教を信仰しています。

日本でも八百万の神という言葉があるように、
沢山の神様がそこら中にいると感じています。
同じようにバリの島民も、
自分の周りにも、この場所にも、
全ての中に神様がいると感じています。



日本では異国の宗教であった仏教が、
日本の神道と混淆し、

バリ島でも異国の宗教であったヒンドゥー教が
土着の宗教と混淆し、
バリ・ヒンドゥー教として信仰されています。

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今回の一乘院団参では、
一乘院本堂十三佛欄間を制作しているビダ・ダリ工房の見学、


そして一乘院の檀徒である
バリ島独立戦争の英雄・荒木武友氏の追善法要を行います。



今年で
インドネシア独立戦争・マルガの戦いから
70年目を迎えます。

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荒木武友氏は生前
バリの島民に

「自分がもしも死んだときは、
この国の宗教で葬儀をして欲しい」

と遺言のような言葉を残しました。

それは、多神教であるバリ・ヒンドゥー教という宗教が、
自分の御先祖様を祀っている
日本仏教に近いものを感じていたのではないかと思います。

そして荒木氏は、
二度と日本の地に返る事が出来ないことを
覚悟していた言葉とも言えます。




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ということで…

初のバリ島団参、

皆様、楽しんで来て下さい!




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                                 《photo  井上克幸氏》




                      テラのヨメ











被災地・被災者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
この度の、「平成28年熊本地震」において、
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災者の皆様に、心よりお見舞いを申し上げます。
被災地においては一日も早い復旧と、皆さまのご無事を、お祈り申し上げます。




こんばんは、テラのヨメです。
4月14日の熊本地震の余震、16日の本震と
天災の恐ろしさを改めて実感しました。

熊本に近い島原半島も震度5の揺れを記録し、
携帯の緊急地震速報が鳴った直後に、
大きな揺れで恐怖を感じ、
町の防災無線で
地震が起こった知らせでさらに恐怖が煽られ、

久しぶりの一睡も出来ない夜を過ごしました。


幸い、その後は大きな揺れはありませんでしたが、
熊本や大分はその後もまだ余震が続き、
その地に住んでいる方々の暮らしが少しでも改善されることを
祈るばかりです。

南串は石塔が何基か倒れましたが、
人的は大きな被害はありませんでした。

おかげさまで一乘院も

仏さまの光背がズレた
仏さまの向きが斜めになった
仏さまの宝珠が吹っ飛んだ

それだけですみました。

こうやって、安全で安心な場所で生活できる。
その事に感謝しております。


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実は雲仙市がある島原半島も、
大正13年に、
同じ半島内の北有馬町を震源地とする大きな地震が起こり、
十八世宥興はその当時五歳、
大きな揺れで木造の自宅に住むには恐ろしく、
裏の畑で一週間ほど寝泊まりをしていたということでした。





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                       (⇧ 昭和50年頃の一乘院裏の畑の様子・造成前)

地震への備えは勿論のこと、
この一日、
無事に過ごせたこと
仏さまや周りの人達に感謝を忘れずに。

肝に銘ずる、寺の嫁の日常でした。


                          テラのヨメ

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