おはようございます。テラのヨメです。
昨日は夕方6時より、一乘院本堂にて、
初の海外団体参拝旅行の説明会を開きました。
目的地はインドネシア共和国バリ島。
今回の団参は阪急交通社の方に全てお任せして、
説明会には阪急交通社福岡支店のイケメンS氏にもご来院いただき、
直接参加される檀信徒の方の前で
お話しをしていただきました。
今回も留守番のテラのヨメ。
気分だけはバリ島旅行を味わいたかったので、
説明会に参加してみました(・∀・)

行き先がインドネシア共和国のバリ島。
神秘の島、神々の住む島、それがバリ島です。
一神教のイスラム教徒が多いインドネシア共和国ですが、
バリという島だけは
多神教のバリ・ヒンドゥー教を信仰しています。
日本でも八百万の神という言葉があるように、
沢山の神様がそこら中にいると感じています。
同じようにバリの島民も、
自分の周りにも、この場所にも、
全ての中に神様がいると感じています。
日本では異国の宗教であった仏教が、
日本の神道と混淆し、
バリ島でも異国の宗教であったヒンドゥー教が
土着の宗教と混淆し、
バリ・ヒンドゥー教として信仰されています。

今回の一乘院団参では、
一乘院本堂十三佛欄間を制作しているビダ・ダリ工房の見学、
そして一乘院の檀徒である
バリ島独立戦争の英雄・荒木武友氏の追善法要を行います。
今年で
インドネシア独立戦争・マルガの戦いから
70年目を迎えます。

荒木武友氏は生前
バリの島民に
「自分がもしも死んだときは、
この国の宗教で葬儀をして欲しい」
と遺言のような言葉を残しました。
それは、多神教であるバリ・ヒンドゥー教という宗教が、
自分の御先祖様を祀っている
日本仏教に近いものを感じていたのではないかと思います。
そして荒木氏は、
二度と日本の地に返る事が出来ないことを
覚悟していた言葉とも言えます。

ということで…
初のバリ島団参、
皆様、楽しんで来て下さい!

テラのヨメ