7月4日、午前中にインドネシア、バリ島独立の英雄、荒木武友氏の追悼法要を行った後、午後からは、一乘院本堂十三仏欄間を発注致しておりますビダ・ダリ工房に新たに建立された聖地「BIDADARI MANDALA」の開眼法会を我々真言宗僧侶とバリ・ヒンドゥー仏教の僧侶のコラボにて執り行いました。
開場には一乘院の檀信徒の方々を含め、数百人の参列者がありました。
現地の僧侶の方は3名と聞いていたので我々は13人もいるので声量で負けることはないと思っておりましたが考えが甘かったです。

これ、何だか分かりますが?
ガムランと言われるインドネシアの民族楽器ですが、法要の間中、大勢のガムラン隊が楽器で演奏をしていたので、我々の読経、声明、御詠歌は、ほとんどその音にかき消され、苦しい戦いを強いられてしまいました^^;

法要の途中でしたので、我々僧侶は全く見ることは出来ませんでしたが、バリ島の民族舞踊も行われていたようです。

我々真言宗僧侶は、聖地「BIDADARI MANDALA」の中心となるご神木を囲んでの理趣三昧法会を執り行いました。

中曲行道の最中、現地の少年少女隊も一緒に行道するといたサプライズもありました。日本では絶対見られない行道となりました。

最後は御詠歌『八葉』三部合唱にて法要を終了し、無事に開眼法会を終えることが出来ました。
また日本とバリ島のご縁が深まったひとときでした。
写真提供:井上克幸氏